AWS：ゼロから実践するAmazon Web Services。手を動かしながらインフラの基礎を習得

この講座の概要に基づいて、AWSでWordPressを構築し、運用するためのステップをまとめると以下のようになります。

基礎編（構築編）

1. AWSでネットワーク・サーバを構築しよう

   • AWSとは何か、インフラの基本概念を理解する。
   • AWSアカウントの設定と初期設定の行い。

2. 【初期設定】AWSを始めよう

   • 必要なIAMユーザーの作成とアクセス権限の設定。
   • AWS CLIやAWS Management Consoleの使用方法の紹介。

3. 【VPC】ネットワークを構築しよう

   • VPC（Virtual Private Cloud）の作成と設定。
   • サブネット、ルータ、インスタンスのIPアドレス設定。

4. 【EC2】Webサーバーを構築しよう

   • EC2インスタンスの立ち上げと基本的な設定（SSH、ファイアウォール）。
   • LAMPStack環境（Linux、Apache、MySQL、PHP）の構築。

5. 【Route53】ドメインを登録しよう

   • Route 53を利用してドメインの購入とDNS設定。

6. 【RDS】DBサーバーを構築しよう

   • RDS（Relational Database Service）を利用したデータベースサーバーの作成。

7. 【EC2】WordPressを構築しよう

   • WordPressのインストールと基本的な設定。
   • ウェブサーバーのセッション管理、ファイルアップロード、プラグインの導入。
   • HTTP/HTTPSの基礎とSSL証明書の設定。

発展編（運用編）

1. 【ELB】Webレイヤを冗長化しよう

   • Elastic Load Balancing (ELB)を利用したウェブトラフィックの冗長化。

2. 【RDS】DBレイヤの冗長性と保全性を高めよう

   • RDSのマルチアベイズ（Multi-AZ）設定。

3. 【S3 / CloudFront】画像を配信しよう

   • S3（Simple Storage Service）にファイルを保存し、CloudFrontを利用したCDN（Content Delivery Network）の構築。

4. 【CloudWatch】システムを監視する

   • ログの収集と監視、アラートの設定。

5. 【IAM】アクセス権限を管理する

   • IAM（Identity and Access Management）での安全なアクセス管理。

これらのステップを踏むことで、AWS上にWordPressサイトを構築し、運用する知識と実践スキルを身につけることができます。各ステップは、AWSのコンソールやCLIを通じて実際にリソースを作成、設定しながら学習していく形式で進められます。